皆さんこんにちは!
有限会社T.L.Sフジイの更新担当の中西です。
さて今回は
~ラストワンマイル~
ECやデリバリーの拡大で「早く・正確に・安定して」届くことが売上に直結する時代。軽配送は、小回りの利くラストワンマイル専門部隊として、店舗・オフィス・工場のサプライチェーンを強くします。ここでは、使い分け・失敗しない発注・現場改善の型をまとめました。
目次
1|まず押さえる“配送メニュー”🧭
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ルート便(定期):毎日/毎週、同コースを巡回。社内便・店舗間移送・部品配送に最適。
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スポット便(単発):展示会・突発案件・在庫調整の一時増車に。
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即日・緊急便:急ぎの修理部品、試作、重要書類など時価価値の高い荷物に。
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固定チャーター:時間貸切。荷役や館内搬入、待機の多い現場向け。
👉 現場では**“定期7割+スポット3割”**のバランスが安定。繁忙期はスポット比率を増やして吸収します。
2|コストだけで選ばない:3つの評価軸⚖️
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信頼性(OTD/遅延率):時間通り届くか。
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可視化(POD/位置情報):受領署名・写真・時刻が残るか。
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柔軟性(増車・時間外):繁忙や障害時にどれだけ“伸び縮み”できるか。
💡価格は“結果の再現性”に比例。安さだけで選ぶと再配・クレーム対応で逆に高くつきます。
3|“再配ゼロ”の設計:荷主側でできる工夫🧩
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データの整備:表札なし・部屋番号抜け・新住所の反映。住所品質=到着精度。
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受け取り施策:置き配指定・宅配BOX・時間帯選択の導入。
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梱包の一貫性:サイズ統一→車両積載効率UP、破損・倒れ防止。
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引渡し条件の明文化:遠隔現場・商業施設は搬入口・エレベータ台数・受付の所在まで共有。
4|導入の3ステップ🛠️
STEP1. 需要の棚卸し
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週別・時間帯別の出荷数、箱サイズ、特記事項(要冷/要開梱/階段搬入)を1か月見える化。
STEP2. 方式の決定
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“平日昼はルート便、夕方と土日はスポット、繁忙期は増車”など時間帯でハイブリッド設計。
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KPI(OTD、再配率、破損率、POD回収率、コスト/件)を契約前に定義。
STEP3. 運用の初期チューニング
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初月は週次レビューで配達順・時間帯・車両サイズを調整。
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クレームの一次回答テンプレを共有(後述)。
5|よくある失敗と回避策⚠️
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失敗:値段だけで複数社を細切れ発注 → 回避:メイン1社+補完1社で責任領域を明確化。
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失敗:館内導線の情報不足 → 回避:館内図・荷捌き場写真・搬入時間を事前共有。
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失敗:繁忙期の“当日増車”依存 → 回避:繁忙カレンダー合意&事前確保(キープ)。
6|現場が喜ぶ“情報パッケージ”📲
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配送指示テンプレ(コピペOK):
件名:[○/○納品]○○様/案件名
本文:①納品先住所(建物名・フロア)②担当者名・TEL ③希望時間帯
④館内ルール(受付・台車可否)⑤荷姿(箱×○/重量)⑥特記事項(置き配・要身分証 等) -
PODの標準:署名・時刻・置き画像・相手担当者名。**“誰に・いつ・どこで”**が1枚で分かる。
7|ミニ事例📌
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アパレル本部→直営店:ルート便+閉店後納品に変更。朝の開梱渋滞が解消、残業▲18%。
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部品メーカー:緊急品はマイクロハブに集約→最寄り軽バンで即応。工場停止リスク低減。
“届く体験”がブランドをつくる🌟
配送は単なるコストではなく顧客体験の最後の一手。**設計(方式×時間帯)→運用(テンプレ×可視化)→見直し(週次)**の型で、売上・満足・省人化を同時に叶えましょう。ご相談はいつでもどうぞ😊
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